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抗酒剤・アンタブス
ローマには、古くから、「バッカス(酒の神)はネプチューン(海の神)よりも
多くのものを溺死させた」ということわざがあります。
このことから、酒の虜となって、「このような思いをするなら、酒が
飲めなくなったなら…」と思っている方も、少なくないことでしょう。
そのような人たちは、「アンタブス」衝撃的なという商品を
ご存知でしょうか?
欧米ではアルコール依存症や中毒症の治療に広く使用されていると
いわれ、このアンタブスは、欧州の大学教授が駆虫剤を作る過程で、
その副作用を自分の体で調べていて発見したものといわれています。
無味無臭、微黄色色で柱状結晶の、抗酒薬(薬)です。
この薬の化学名はテトラエチル・チウラム・ジスルフィドです。
この薬はアルデヒドデヒドロゲナー(二日酔いの原因と言われている
アセトアルデヒドを分解する体内の酵素)の働きを抑えます。
このため、「アンタブス」という抗酒薬を使用すると頭痛や発汗、血圧降下
などの二日酔いの症状になり、次第と酒が飲めなくなるというものです。
この薬自体には毒性はないのですが、アルコールと併用すると呼吸抑制
などの症状を引き起こすこともあり、実際の治療には専門医の監視下で
行われます。
この薬は、日本でも承認されています。
しかしながら、大切なことは薬を使わなくてはならないような状態になる
前に、酒の量を自制することではないかと思います。
酒は楽しく飲みたいものです。
自分の適量を自覚して酒は、適量を守りたいものです。
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